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グローバルイングリッシュキャンプ

グローバルイングリッシュキャンプ

グローバルイングリッシュキャンプ [5日目]

グローバルイングリッシュキャンプはいよいよ最終日を迎えました。この日は5日間の集大成となる “My Life Mission” の発表日です。これまで学んできたことを土台に、自分の志を論理的に、そして熱い想いを込めて、全員の前で堂々と発表しました。
 午前中は、グループ内でコーチや仲間と原稿を確認し合いながら、発表練習に励みました。4人のコーチは、生徒一人ひとりの個性や課題に合わせたアドバイスを行い、安心して力を伸ばせる環境を整えてくれました。こうしたコーチのサポートと、緻密に組まれたプログラムによって、生徒が主体的に考え、発信する力を引き出す工夫が随所に見られました。
 午後はいよいよ本番。多くの保護者が見守る中、この5日間で改めて気づいた自分の良さや、SDGsや世界についての新たな視点、そして磨かれた英語力と自信・勇気を携えて、一人ひとりが堂々と自分の未来についてスピーチを披露しました。この “My Life Mission”を作るプロセスは英語力の向上にとどまらず、自国の発展や持続可能な社会について考える力を養い、自らの世界観を広げるきっかけともなりました。
 クロージングセレモニーでは、5日間を振り返るスライド上映の後、コーチから一人ひとりに修了証とメッセージが手渡されました。生徒たちからもコーチへメッセージカードが贈られ、いつまでも別れを惜しみながら、コーチや仲間と過ごす時間を胸に刻んでいました。
 初日からの成長を見守ってきたコーチやスタッフ、教員たちは、生徒たちの5日間の変化に深く感動しました。日に日に発話量が増え、間違いを恐れず話せるようになり、課題に取り組む姿勢も向上しました。他学年・他校の仲間と協働し、互いに刺激を受けながら学びの深さとモチベーションを高めていく様子は、このキャンプならではの光景でした。
 生徒からは「コーチのおかげで自分に自信がついた」「英語が身近で楽しいものというイメージに変わった」「英語を使って人とつながる楽しさを知った」「世界の問題にもっと関わりたいと思った」といった感想が寄せられました。
 本校が主体となり、釧路地区の高校3校による合同開催となったこのイングリッシュキャンプは、今回が初めての試みでした。その取り組みに興味を持ち、報道関係者や学校関係者、英語教育関係者など、多くの方々が会場を訪れ、生徒たちの挑戦を温かく見守ってくださいました。
 株式会社ナガセ様をはじめ、東進衛星予備校、学習塾あすなろ会、釧路北陽高校、釧路湖陵高校、そしてコーチのホームステイを受け入れてくださったご家庭など、ご支援・ご声援をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

     

グローバルイングリッシュキャンプ [4日目]

 グローバルイングリッシュキャンプ4日目。英語でのやり取りにも徐々に慣れてきた一方、少しずつ疲れも見え始める頃ですが、コーチたちの温かいガイダンスに励まされながら一日が始まりました。まずは簡単なアクティビティで体と気持ちをほぐし、その後「Major / Field of Study Introduction(専攻・研究紹介)」を行いました。アラスカ出身でペンシルベニア大学にて生物学を専攻するマロリー先生からは、大学でのDNAやゲノム研究に関する興味深いお話や、アラスカが抱える環境問題についての説明があり、生徒たちは目を輝かせながら次々と質問を投げかけていました。
 続いて、オックスフォード大学で言語学を学ぶハンナ先生が、専攻を選んだ経緯や言語学の奥深さと魅力、そして将来の展望について熱心に語りました。言葉の成り立ちや使われ方の不思議に触れる貴重な時間となり、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
 その後の「One Sentence Story」では、各グループが英語で一文ずつ物語をつなぎ合わせ、習ったばかりの表現やユーモアを交えながらストーリーを作り上げました。最後にはコーチと生徒全員で一つの物語を完成させ、笑顔と笑い声に包まれながら午前の活動を締めくくりました。
 午後は、昨日学んだSDGsについてKahoot!を使ったクイズ大会からスタート。正確さと速さを競うゲームは大いに盛り上がり、会場中が熱気に包まれました。
 その後は、前日に各グループで決めたSDGsのトピックについての解決策をテーマにディスカッションを行いました。授業で学んだ知識や新たに調べた情報を活用しながら、プレゼン発表に向けた準備を進めます。ここでもコーチの発問は的確で、問いを立てて答えを導き出す中で新たな気づきが次々と生まれ、まさに探究サイクルがリアルタイムで回っている様子が見られました。議論は次第に高度になり、うまく表現できなかったり、言葉が出てこない場面もありましたが、それでも諦めず、粘り強く「伝えよう・聞こう」とする姿勢が多く見られました。この“わからないことをわからないままにしない姿勢”は、このキャンプを通して確実に育まれたものです。
 明日はいよいよ最終日。各自が考える「My Life Mission」の発表です。これまでの学びと経験が、どのような形で表現されるのか、とても楽しみです。

                    

                    

グローバルイングリッシュキャンプ[3日目]

 3日目を迎えた生徒たちは、朝から英語で積極的にコミュニケーションを取り合うなど、高いモチベーションで一日をスタートしました。いよいよキャンプも後半に入り、ゴールに向けて次のフェーズへと進んでいきます。
 午前中は、軽いアイスブレイクゲームでリラックスした後、本日のメインの一つ「Major / Field of Study Introduction(専攻・研究紹介)」に取り組みました。まず登場したのは、マギル大学で国際開発を学ぶセシリア先生。デンマーク出身の彼女は、幼少期をシンガポールで過ごした経験をきっかけに国際開発に関心を持ち、現在もその分野で研究を続けています。
 次に登場したのは、ケンブリッジ大学のデイビッド先生。彼は自身の挫折経験も交えながら、研究テーマである「Urban Industrial Symbiosis(都市型産業共生)」について熱く語ってくれました。どちらのプレゼンからも、SDGs(持続可能な開発目標) に関連した学びの意義や可能性が力強く伝わり、生徒たちも深く引き込まれていました。
 その後は、本キャンプの大きな柱である SDGs の探究活動 に本格的に突入。各グループで17の目標について英語で確認し合い、それぞれの意味や背景を理解しながら意見を交わしました。午後のセッションでは、SDGsに加え、国連(United Nations) の役割や仕組みについても学びを深めました。
 コーチたちは、適宜アクティビティやリラックスタイムを取り入れながら、生徒たちの集中力とモチベーションを維持する工夫をしてくれました。そのおかげもあり、生徒たちは1日目・2日目よりもさらに積極的に質問をするようになり、「わからないことをそのままにしない姿勢」がしっかりと育ってきている様子が見受けられました。
 また、英語がうまく出てこない仲間に対しては、言い換えやヒントを出すなど、お互いに支え合う姿も見られ、自ら考え、伝え、共に学ぶ態度(Critical Thinking & Collaborative Learning) が自然と育まれつつあります。
 午後後半は、民話を基にしたオリジナルスキット作りに挑戦しました。ストーリー構成やセリフ作り、小道具制作までをグループごとに行い、最後は英語で上演。制作過程では笑い声とともに発話量がこれまで以上に増え、仲間と協力しながら創意工夫を凝らす姿が印象的でした。

 

グローバルイングリッシュキャンプ[2日目]

 2日目の朝は、生徒同士の距離を縮めるスピーキングアクティビティからスタートしました。続いて、それぞれが「日本のお気に入りの場所」を英語で紹介。コーチたちは生徒の話を引き出すように巧みに質問を投げかけ、活発な対話が生まれました。日本人同士の会話もすべて英語で行うというルールのもと、生徒たちは積極的にチャレンジし、確かな成長を見せています。
 午前後半は、前日に引き続き「Coach’s University Fair」を実施。この日は、ペンシルベニア大学のマロリー先生と、オックスフォード大学で学ぶハンナ先生が登場しました。世界トップレベルの大学の学びの深さや教育システム、課外活動の多様性についての話に、生徒たちは目を輝かせながら聞き入っていました。自分の将来をグローバルな視点で考えるきっかけとなる、大変刺激的な時間でした。
 午後は、グループに分かれて「日本の未来(The Future of Japan)」というテーマに取り組みました。各自が宿題として準備してきた内容を持ち寄り、グループでディスカッションを実施。選ばれたテーマは「教育改革(Education Reform)」と「地方創生(Regional Revitalization)」です。コーチたちの丁寧なサポートのもと、意見を出し合い、議論を深めていく中で、どのグループも問題の本質に迫ろうとする姿勢が見られました。
 この探究活動を通して、生徒たちは英語で「自分の考えを持ち、根拠をもって伝え、他者と議論する」経験を積み、Critical Thinking(批判的思考力) を自然と身につけていきました。考えることをあきらめず、視点を変え、柔軟に物事を捉える力を育てている様子が随所に見られました。
 生徒たちからは、「トピックは難しくて、すぐには理解できなかったけれど、少しずつ考えられるようになってきました。もっと努力しようと思いました。」「ディスカッションを通して自信がつきました。」といった声も聞かれ、確かな手応えを感じた1日となりました。

グローバルイングリッシュキャンプ[1日目]

 グローバルイングリッシュキャンプがスタートしました。2025年8月5日(火)から8月9日(土)までの5日間、釧路江南高校を会場に開催されるこのプログラムには、釧路江南高校の生徒12名、釧路湖陵高校の生徒7名、釧路北陽高校の生徒1名、計20名が参加しています。
 このキャンプは、株式会社ナガセ様のご協力のもと、海外から4名の大学生コーチを迎え、英語力だけでなく、リーダーシップやグローバルな視点を育むことを目的としています。初日の今日は、コーチたちの自己紹介から始まりました。緊張感のあるスタートでしたが、その後は生徒同士もグループに分かれて英語で自己紹介を行い、徐々に打ち解けた様子が見られました。
 午前中のメインプログラムは、「Coach University Fair」。各コーチが自身の在籍する大学について、英語でプレゼンテーションを行いました。最初に登場したのは、カナダの名門・マギル大学に在籍するセシリア先生。続いて、イギリスの世界的名門・ケンブリッジ大学のデイビッド先生が、大学生活や学びの内容について紹介しました。英語でのプレゼンの内容はもちろん、その話し方や構成、聞き手を引き込む工夫など、世界トップレベルの学生たちによる発表に、生徒たちは大きな刺激を受けていました。
 昼食を挟んだ午後は、今度は生徒たちの出番です。各グループ内で出身校について英語でプレゼンを行い、それぞれしっかりと準備した原稿をもとに、一生懸命伝えようとする姿が印象的でした。英語を使って「自分たちのことを紹介する」という経験は、生徒にとってとても大きな学びとなったようです。

 その後は、英語での議論やディベートの進め方を体験するアクティビティに取り組みました。欧米の文化では、異なる意見を交わすことが大切にされています。そうした価値観に実際に触れることで、生徒たちはこれまでにない視点や考え方に出会ったようでした。
最後は「Personal History(自己分析)」をもとに、社会課題と自分の強みを結びつけるワークを実施。どのグループも「Natural Disaster(自然災害)」をテーマに、英語で意見を交わしながら、自分の力が社会に貢献できることに自信を深めていきました。

 一日を終えた生徒たちは、英語を使い続けたことで疲れを感じながらも、どこか誇らしげで充実した表情を見せていました。「たくさん話せた」「明日はもっと積極的にチャレンジしたい」など、前向きな声が多く聞かれ、2日目以降の成長が今から楽しみです。

令和7年学校説明会参加申し込みのお知らせ

 本校の教育活動を見学や説明を通じて理解していただけるよう、中学3年生と引率教諭及び保護者を対象とした学校説明会を9月11日(木)に開催いたします。

 参加申込は参加登録フォームにアクセスし、必要事項を入力して8月22日(金)までに申し込んでください。申込が完了しましたら、後日、本校から確認のメールを中学校宛てに送信します。尚、中学生本人及び保護者個人の申し込みは受け付けておりませんので、所属する中学校へご相談ください。

▍参加登録はこちらからお願いします。参加登録フォーム

▍実施要項はこちらからダウンロードできます。R7学校説明会実施要項(HP用).pdf

お知らせ

【北海道高等学校文化連盟 第 72 回釧根支部高等学校写真展・研究大会】参加申込書

1 次のファイルをダウンロードしてお使いください。

 尚、入力したファイルは、8月20日(水)までに所定のアドレスへメール送信してください。

2 講演会講師への質問等は、次のリンクからフォームへ入力してください。

江南ニュース&トピックス

夏季壮行会を開催しました。

 夏季休業中に参加する全国大会に参加する部活動への激励するための壮行会を本校体育館で開催しました。

 校長と生徒会長から蝦夷t太鼓部とアイスホッケー部、個人出場の水泳、射撃及びすでに大会に参加している陸上競技部(個人)に対し、江南高校の代表であることを讃えるエールが送られた後、それぞれの部長から大会での健闘を誓うことばが述べられ全校生徒で仲間を激励、応援する集会となりました。

 

病気療養中等の生徒に対する教育保障に関するお知らせ