2025年3月の記事一覧

令和6年度 賞状伝達式、修了式、離任式を行いました。

  今年度を締めくくる修了式を行いましたが、それに先だって「米ニューヨークの自由の女神への恋心を詠む短歌コンクール」(中日新聞共催)に最優秀に選ばれた藤浪あい(2年次)さんの賞状伝達と、くしろアイスホッケー推進会議主催のロゴ作成に応募した堀伸行(同)さんの最優秀賞受賞を全校生徒に紹介しました。

 修了式での校長講話では、今年度の出来事を振り返ると共に、進路活動など新年度に向けた展望について触れました。離任式では、今年度末で本校から異動する教職員が一人ずつ挨拶を述べ在校生に送られました。

卒業生の体験を聞く会を開催しました。

 卒業生の進路に向けた取り組みを聞き、その努力の過程を自分事として捉え、各年次の現状にあわせて進路実現に向けた姿勢を醸成するため、本校1、2年次生を対象とした卒業生の体験を聞く会を開催しました。
 大学(文系、理系)、看護(大学、高看)、専門学校、公務員の6分野に別れ、それぞれに進む卒業生から、志望分野や志望校決定に至るまでの経緯や受験勉強の仕方、部活動等との両立をはじめ、春休み、夏休みまでにすべきこと等、自分の経験に基づいた講話を行いました。自身の体験に基づく貴重な体験談に在校生は熱心にメモを取ったり、質問をするなど、大変有意義な時間にすることができました。

後期生徒総会を開催しました。

 今年度、後半に行われた各常任委員会及び生徒会執行部の活動を反省し、次年度に向けての活動計画を健闘するため後期生徒総会を開催しました。

 生徒会執行部は、常に生徒の意見を尊重し、より良い学校づくりを目指し、生徒の意見を集う環境を整えることに力を入れたこと述べました。ゆとりをもって各行事の計画・準備を進め、円滑に運営を行うことや各委員会の仕事を分配し、委員会の活性化をはかり、生徒の意見を集める場所を増やし、学校生活の充実化を図ることを生徒会執行部の基本方針として活動したことや、10月と12月の季節イベントにおける校内の装飾や防災サミット、どさんこ☆子ども地区会議、各種署名運動への参加などを積極的に活動を行ったことを報告しました。

 後期活動の反省として、前年度の反省を活かして行事の運営が円滑に進められたことや、各行事終了後には反省会を開き、次回の活動につなげられたことは評価できたが、部活動などに情報の伝達が遅れたこと、生徒の意見を集める場所をあまり設けられなかったことが課題となりました。
 最後に校内規定に基づき、活動が停止していた柔道部、合唱部、新聞局、放送局の廃止、及び監査委員会の活動再開を提案し、議決に必要な賛成を得られ採決しました。

 

KONANインスパイアトークを開催しました。

 著名人や各業界の第一線で活躍している方を講師として招き、進路やキャリアに対する視野を広げ、夢や目標に向かう第一歩を踏み出す機会としたKONANインスパイアトーク ~夢への第一歩~を開催しました。

 本校1・2年次生徒と希望する保護者を対象とし、本校体育館を会場に、講師には北海道放送HBCアナウンサーの糸賀 舜さんをお迎えしました。糸賀さんは北海道札幌市出身で、「高校放送部からアナウンサーに ~アナウンサーとしての挑戦とことばの力~」というテーマでお話しいただきました。講演の中で、アナウンサーになるまでの体験談(高校・大学)、テレビやラジオ番組の放送局のアナウンサー目線のエピソードや伝える「ことば」の力についてお話しいただきました。

 参加者は糸賀さんの軽快なトークに引き込まれ、講演時間があっという間に過ぎてしまうほどでした。最後に行った質疑応答では、生徒からたくさんの質問が出され、講演内容が大変興味深かったことが伺えました。

 

第75回卒業証書授与式を挙行しました。

 北海道釧路江南高等学校第75回卒業証書授与式を、穏やかな日差しの中で挙行いたしました。年次主任を先頭に、各クラスの担任が先導し、生徒たちが体育館に入場しました。開式の辞の後、国歌と校歌を斉唱し、卒業生191名の名前が担任によって呼ばれ、クラス代表が校長から卒業証書を受け取りました。

 式辞の中で、伊藤校長は、コロナ禍での入学から3年間を振り返り、制限の中で困難な状況でも仲間と協力しながら過ごした学校生活に大きな意味があったことに触れました。また、新学習指導要領のカリキュラム、一人一台端末の導入、猛暑対策のエアコン配置などの学校環境の変化についても言及し、高校生活を通じて成長できたことを強調しました。

 来賓からも祝辞が述べられ、齋藤PTA会長は、「辛いときでも半歩だけでも前進することが成果につながる」と激励し、小野寺同窓会長は、「歴史ある江南高校の同窓生としての自負と、学び続ける姿勢を大切に」と語りました。

 生徒会の代表から卒業生への記念品贈呈が行われ、その後、中山生徒会長が、先輩たちの活躍や一致団結することの素晴らしさ、進路活動への挑戦から多くを学んだことを送辞として語りました。

 最後に、卒業生代表の日野ななみさんが答辞を述べ、友人とのかけがえのない思い出や部活動、見学旅行での出来事などを振り返り、「卒業は人生の分岐点であり、仲間の存在を励みにしながら希望を胸に巣立ちます」と涙ながらに語りました。

 教室に戻った卒業生たちは最後のホームルームを行い、別れを惜しみながら、3年間通った学び舎を後にしました。