グローバルイングリッシュキャンプ[3日目]
3日目を迎えた生徒たちは、朝から英語で積極的にコミュニケーションを取り合うなど、高いモチベーションで一日をスタートしました。いよいよキャンプも後半に入り、ゴールに向けて次のフェーズへと進んでいきます。
午前中は、軽いアイスブレイクゲームでリラックスした後、本日のメインの一つ「Major / Field of Study Introduction(専攻・研究紹介)」に取り組みました。まず登場したのは、マギル大学で国際開発を学ぶセシリア先生。デンマーク出身の彼女は、幼少期をシンガポールで過ごした経験をきっかけに国際開発に関心を持ち、現在もその分野で研究を続けています。
次に登場したのは、ケンブリッジ大学のデイビッド先生。彼は自身の挫折経験も交えながら、研究テーマである「Urban Industrial Symbiosis(都市型産業共生)」について熱く語ってくれました。どちらのプレゼンからも、SDGs(持続可能な開発目標) に関連した学びの意義や可能性が力強く伝わり、生徒たちも深く引き込まれていました。
その後は、本キャンプの大きな柱である SDGs の探究活動 に本格的に突入。各グループで17の目標について英語で確認し合い、それぞれの意味や背景を理解しながら意見を交わしました。午後のセッションでは、SDGsに加え、国連(United Nations) の役割や仕組みについても学びを深めました。
コーチたちは、適宜アクティビティやリラックスタイムを取り入れながら、生徒たちの集中力とモチベーションを維持する工夫をしてくれました。そのおかげもあり、生徒たちは1日目・2日目よりもさらに積極的に質問をするようになり、「わからないことをそのままにしない姿勢」がしっかりと育ってきている様子が見受けられました。
また、英語がうまく出てこない仲間に対しては、言い換えやヒントを出すなど、お互いに支え合う姿も見られ、自ら考え、伝え、共に学ぶ態度(Critical Thinking & Collaborative Learning) が自然と育まれつつあります。
午後後半は、民話を基にしたオリジナルスキット作りに挑戦しました。ストーリー構成やセリフ作り、小道具制作までをグループごとに行い、最後は英語で上演。制作過程では笑い声とともに発話量がこれまで以上に増え、仲間と協力しながら創意工夫を凝らす姿が印象的でした。
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