グローバルイングリッシュキャンプ

グローバルイングリッシュキャンプ[1日目]

 グローバルイングリッシュキャンプがスタートしました。2025年8月5日(火)から8月9日(土)までの5日間、釧路江南高校を会場に開催されるこのプログラムには、釧路江南高校の生徒12名、釧路湖陵高校の生徒7名、釧路北陽高校の生徒1名、計20名が参加しています。
 このキャンプは、株式会社ナガセ様のご協力のもと、海外から4名の大学生コーチを迎え、英語力だけでなく、リーダーシップやグローバルな視点を育むことを目的としています。初日の今日は、コーチたちの自己紹介から始まりました。緊張感のあるスタートでしたが、その後は生徒同士もグループに分かれて英語で自己紹介を行い、徐々に打ち解けた様子が見られました。
 午前中のメインプログラムは、「Coach University Fair」。各コーチが自身の在籍する大学について、英語でプレゼンテーションを行いました。最初に登場したのは、カナダの名門・マギル大学に在籍するセシリア先生。続いて、イギリスの世界的名門・ケンブリッジ大学のデイビッド先生が、大学生活や学びの内容について紹介しました。英語でのプレゼンの内容はもちろん、その話し方や構成、聞き手を引き込む工夫など、世界トップレベルの学生たちによる発表に、生徒たちは大きな刺激を受けていました。
 昼食を挟んだ午後は、今度は生徒たちの出番です。各グループ内で出身校について英語でプレゼンを行い、それぞれしっかりと準備した原稿をもとに、一生懸命伝えようとする姿が印象的でした。英語を使って「自分たちのことを紹介する」という経験は、生徒にとってとても大きな学びとなったようです。

 その後は、英語での議論やディベートの進め方を体験するアクティビティに取り組みました。欧米の文化では、異なる意見を交わすことが大切にされています。そうした価値観に実際に触れることで、生徒たちはこれまでにない視点や考え方に出会ったようでした。
最後は「Personal History(自己分析)」をもとに、社会課題と自分の強みを結びつけるワークを実施。どのグループも「Natural Disaster(自然災害)」をテーマに、英語で意見を交わしながら、自分の力が社会に貢献できることに自信を深めていきました。

 一日を終えた生徒たちは、英語を使い続けたことで疲れを感じながらも、どこか誇らしげで充実した表情を見せていました。「たくさん話せた」「明日はもっと積極的にチャレンジしたい」など、前向きな声が多く聞かれ、2日目以降の成長が今から楽しみです。