グローバルイングリッシュキャンプ [4日目]
グローバルイングリッシュキャンプ4日目。英語でのやり取りにも徐々に慣れてきた一方、少しずつ疲れも見え始める頃ですが、コーチたちの温かいガイダンスに励まされながら一日が始まりました。まずは簡単なアクティビティで体と気持ちをほぐし、その後「Major / Field of Study Introduction(専攻・研究紹介)」を行いました。アラスカ出身でペンシルベニア大学にて生物学を専攻するマロリー先生からは、大学でのDNAやゲノム研究に関する興味深いお話や、アラスカが抱える環境問題についての説明があり、生徒たちは目を輝かせながら次々と質問を投げかけていました。
続いて、オックスフォード大学で言語学を学ぶハンナ先生が、専攻を選んだ経緯や言語学の奥深さと魅力、そして将来の展望について熱心に語りました。言葉の成り立ちや使われ方の不思議に触れる貴重な時間となり、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
その後の「One Sentence Story」では、各グループが英語で一文ずつ物語をつなぎ合わせ、習ったばかりの表現やユーモアを交えながらストーリーを作り上げました。最後にはコーチと生徒全員で一つの物語を完成させ、笑顔と笑い声に包まれながら午前の活動を締めくくりました。
午後は、昨日学んだSDGsについてKahoot!を使ったクイズ大会からスタート。正確さと速さを競うゲームは大いに盛り上がり、会場中が熱気に包まれました。
その後は、前日に各グループで決めたSDGsのトピックについての解決策をテーマにディスカッションを行いました。授業で学んだ知識や新たに調べた情報を活用しながら、プレゼン発表に向けた準備を進めます。ここでもコーチの発問は的確で、問いを立てて答えを導き出す中で新たな気づきが次々と生まれ、まさに探究サイクルがリアルタイムで回っている様子が見られました。議論は次第に高度になり、うまく表現できなかったり、言葉が出てこない場面もありましたが、それでも諦めず、粘り強く「伝えよう・聞こう」とする姿勢が多く見られました。この“わからないことをわからないままにしない姿勢”は、このキャンプを通して確実に育まれたものです。
明日はいよいよ最終日。各自が考える「My Life Mission」の発表です。これまでの学びと経験が、どのような形で表現されるのか、とても楽しみです。
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